小倉サマージャンプを観に行ってきました

「僕のゴールドシップ」こと私のアップトゥデイトを応援しにきました！！ pic.twitter.com/c64I10HKVn
— さとえ (@satoe1981) 2015年8月1日

中山グランドジャンプを制した馬が当レースに出走するのはなんと史上初。
ところがこのレースは高田潤騎手が４連勝中で、記録がかかるオースミムーンが抜けた１倍台の人気。
もちろん私はＪＧ１馬の底力を信じて疑わず。

【小倉サマージャンプ】
アップトゥデイト。
この馬を応援しにきました。
ただただ強くて、今日は笑みが止まらなかった。 pic.twitter.com/VmDMrAKtZw
— さとえ (@satoe1981) 2015年8月1日

終わってみればの圧勝劇。
いつかの佐々木師の言を拝借するならば、さしずめ「何で一番人気じゃなかったのかなぁ」といったところか。
しかしジャンプレースは“一戦一戦が決戦”。
最高を獲った馬に最善の結果を望む以前に『みんな無事に』がまず大前提としてある。
最後の一頭がゴール板を駆け抜けたのを見届けてから、ようやく一息つくことができた。

林騎手「このくそ暑い中ありがとうございます、熱中症に気をつけてください」 pic.twitter.com/V7t74pEHmh
— さとえ (@satoe1981) 2015年8月1日

たしかに熱かった。
ストイックな林騎手と、慎重で繊細ながら豪快な走りっぷりのアップトゥデイト。
面白いコンビである。

よりにもよって一番撮りたかった表彰式でカメラが根をあげてしまったのでこれしかないんだ… pic.twitter.com/NLRNZKMasq
— さとえ (@satoe1981) 2015年8月1日

陣営も和気藹々としていて見ているこちらも笑顔になる、応援したくなる人馬。
この遠征を通してさらに彼らのことが好きになった。

そして私事ながら。
以前このブログで、敬愛する佐藤哲三元騎手のお手馬だったことからこの馬の応援を続けてきたと触れた。
それが理由でありきっかけで、これからもその事実はきっと変わらない。
でも、“この馬はこの馬”。
アップトゥデイトはアップトゥデイトとして、この陣営をこの陣営として「好きだなぁ、頑張ってほしいなぁ、応援したいなぁ」と、最善と最高の結果を心から願ってやまない自分に気づいた。
こんな気持ちになったのはいつ以来だっただろうか…
もしかしたら初めての感情かも知れない。
なんというか、強く強くこだわることから解放されて、また違う新しい境地へと到ったような…
こんなふうに誰か何かを想えることが、今はただただ嬉しい。

さて「年度代表馬を狙っている」林騎手が見据えているのはもちろん暮れの大一番、中山大障害。