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うまいこといえない。

うまいこといえないひとがつたないなりに何かを残し誰かに伝えたいブログ。

競馬同人誌に参加しました!

競馬

「お金とか馬券じゃない競馬の本つくるよ!なんでも書いていいよ!」

といわれたのが嬉しくて。
利益度外視の、データ云々マジメ云々でなく個人の感情面に依存した書き物というのはなかなか形にしづらいものなので、こういう企画は本当に嬉しい。

私は客観的な文章を書くのが致命的に下手くそで、書いたもので人から金を取るなんてもってのほか。
じゃあ何で書くのかというと、書くことでしか伝えられないから。
才がないなりに、書くことが唯一マシにできる表現手段だから。
面白いもの、読ませるものを書く才はないが、人が恥ずかしがって怯むような想いの丈を綴ることならできる。
書くことが好きなのだ。下手くそなりに。
自分の経験に伴う感情を言葉に綴って誰かに読んでもらう。
これならまあ大丈夫。
しかも難しいことは抜き、主観で語ってもよいという。
原稿募集の具体例のひとつに応援幕があがっていたのも渡りに舟だった。

そう、応援幕について書かせていただいた。
折りしも中山競馬場で幕デビューを果たしたばかりだったから。
ハウツー的なことは今のこの時分、検索すれば山と出てくる。
ではなく、検索してもなかなか表に出てこない、幕を出すまで、出したとき、出したあとの気持ちを書きあらわしてみたかった。
可能な限り優しく、易しく、とっつきやすく。
企画の趣旨に沿うものは書けていると思う。
せっかくの機会なので一番好きなもの、ジャンプレースについて書くことをまず最初に検討したものの、自分自身がジャンプレースに抱いているテーマがまじめ一辺倒で少々重いので、また別の機会にと見送った。
好きと分かるひとには分かるように書いておいたので、これはこれで。

そして合同誌、同人活動的にいうところのアンソロジー最大の楽しみといえば、他の寄稿者の作品を熟読すること。
誰もが同じ競馬を見ながら、隣り合いながら、違うものを見ている。
離れながらにして同じ想いを抱くこともある。
同じものを好きなひとが違う価値観を持ち寄って、こうして集っている。
その集いが本という形になる奇跡。
競馬というひとつのテーマでこれほどまでに多様な物語が生まれてくるのだなぁと、幸せな気持ちにさせていただいた。

第三弾の刊行が待たれる。