うまいこといえない。

うまいこといえない人がつたないなりに誰かになにかを伝えるための場所。

鎌倉殿、おもしろいわね…

宗盛はこう、栄華を極めた平家を自分の代で衰退、滅亡させてしまったという悲哀が感じられてよかった。
それはそうと帝は目の前で入水した。
それはそうと自分は生き延びて息子と再会する。
鎌倉殿の13人は、なんともならない人間の矛盾の描きかたがうまい。

ところで、現代の価値観で歴史の時代を裁いたりをネタにしたりするのが、わたしはあんまり好きじゃなかったりする。
光源氏ロリコンとか、渋沢栄一が不倫ゲス野郎とか、源義経サイコパスとか、そういうやつ。
だって、ほんの十年前ですら時代錯誤なんて言われるくらいなのに、どだい無理があるよ~。
そこが入り口になって興味持つケースもあるからぜんぶがぜんぶともいえないんだけど、おもしろネットミーム化して「そう言うといたらおもろさをシェアできる、言うとけ言うとけ」みたいなのはあんまり好きじゃない。
劇中の義経サイコパスじゃなく血の通った人間らしい人間だということは、今作はちゃんとみてたらわかるんだもの。
そういうことを考え感じるために教育も教養も必要なんだなと、特に大河ドラマみてたらひしひしと感じるのだ。

つづける

人に何かを伝えようとしても、相手が心を開いてないとうまく伝わらない。
ずーっと同じことを言ってたとして、「あっ、今やっと伝わった!?」って瞬間が、書くことを長年やってたらときどき奇跡のようにある。
伝えたいことは、言いつづける、書きつづけるところに意味が生まれるんだと思う。

やってみよう純日記 さよなら6日目

最後の日にやっとあったかくなった!
寒くて毎晩毛布かぶって寝てた。足の指がずっと冷たかった。
こんなゴールデンウイークある?

  • 孤独のグルメをみてた。
    ゴローさん、ご飯食べるときウキウキして楽しそうなのがいい。
    あと下戸なのもすごくいい。
    飲んべえ設定だったら、ありふれた飲みドラマになってたと思う。
    悪いとはいわないけど。それもそれでいいんだろうけど。
    世の中わりと飲み前提にできてるから(いまはコロナ禍でそうでもなくなったね)、それだと新しさがない。
    わたし自身は飲めるクチでイケる体質なんだけど、飲まなくてもかまわないし、飲むより食べるほうがだんぜん好き。
    というのも、飲んだら食べにくいものが多すぎるから。
    酒の濃厚な味わいとアルコールの腹を膨らませてくるかんじが、味覚とご飯の入る場所を容赦なく圧迫してくる。
    (だから酒のアテって小粒で味が濃いんだね!)
    たとえば酒で米は食えない。例外は寿司くらいか。寿司も邪道って言い張る人いるみたいだけど。
    わたしは米大好きだから、酒との二択になったら迷わず米をとる。ノー米ノーライフ。
    人と外で食べるときは、相手が飲むなら飲む。飲まないなら飲まない。酒とはそれくらいのあっさりしたつきあい。
    なのでグルメ番組で飲まない人、酒なしでも食事を楽しんでる人をみるとシンパシーを感じて嬉しくなる。
    ギリシャ料理のムサカが特においしそうだったなぁ。
  • 連休ラスト半身浴。
    きょうは「便利ズームほしいな~」と思案しながら。
    手持ちのレンズはキヤノン純正の55-250。パドックはこれで撮って、本馬場からはコンデジで、と二刀流でやってる。
    わけあって標準レンズがないから、一眼では花とか近い被写体を撮ることができない。
    でも今さら標準レンズ買うくらいならもうレンズ一本化したいよねと。ふつうの旅行でも写真撮りたいし。
    シグマの18-300か、タムロンの18-400か。
    せっかく新調するなら後者かな。いや、レンズは実際に現場で触ってみないとまったくわからんぞ。
    高い買い物になるからなぁ。レンタルしてみてから考えようと思う。
    カメラは一生の趣味にできるしね、うん。
    またちょっと現場熱が戻ってきた。
  • 世界ネコ歩きみながらカレー食べる。最後の晩餐。
    建物のネット環境が変わったのでBSみられる契約をした。
    これで野球も猫もドキュメンタリーもみられるぞ~。
    わたしはテレビにそんな執着ないんだけど、テレビがあると家族との間が持つので。共通の話題で仲良くできるので。
    楽しく暮らしていくためにエンタメは必要だなぁこれは、なんて近年は思ってます。
    ひとりでもみたい番組、ちょっとはあるしね。
  • 明日から仕事。覚悟を決める。
    一日行ったらまた休みなんだけど。
    そう思ったら、まあがんばろうって思える。
    通うのが苦手。組織が苦手。人づきあいが苦手。
    でも生きるために、好きなことをするために、なんとか勤め人をやっている。
    がんばれがんばれ、わたし。

やってみよう純日記 もう5日目

5月4日(水) 連休5日目

  • 月のものがきた。
    うわ~、なんか心のすわりがよくないと思ったら道理で。
    そういえばきのうブログの編集してたときもおかしなテンションだった。
    ふらっと出かけたかったけど、宿泊の予定入れてなくてよかった。
    出先で大浴場に入れないなんて想像しただけでもつらすぎる。
    数日前から落ち込みやすくなったり深く考えすぎたり些細なことが気になったりして、「なんかおかしいな…」と思ってたら体のほうに「くる」。
    毎月おんなじパターンなのに、「くる」までなぜか存在を忘れてる。
    若い頃に生理痛と生理不順で婦人科にかかって以来、病院へ行ったり薬を飲んだりするほど重たくはなってないんだけど、この心と体のだるさだけはどうにもならない。
    かといって、はよ閉経してともべつに思わない。
    あたりまえにあるからつきあっている。
  • 子どものように昼寝する。
    わたしのあれ(上記)は腰とお腹にくるので、もうおとなしく寝ることにした。
    生理中はとにかく眠たくなる。
    5時間くらい寝た。寝て起きたらだいぶ楽になっていた。
  • それでも半身浴はする。
    湯船に浸かってるとなにもかもが癒されていく。
    風呂が好きだ。
    温泉行きたい。
    いや、海か温泉もしくは大浴場どっちかあればいいや。
    どこへ行きたいか考えてみた。
    舞子(明石海峡大橋が一望できるオーシャンビューのホテルがある)
    宮津(天橋立、行ったことない)
    白浜(海きれい、温泉がよかった)
    淡路島(海と花とたまねぎ)
    伊勢(おかげ横丁とお参り、宿は二見でとりたい)
    大阪からならだいたいこのへんが現実的。
    遠くへ行っていいなら鎌倉
    大河ドラマ館に行きたい。あと蝶矢で梅酒作りたい。
    「うみ欲」と「ふろ欲」が満たされたらオッケーなので、現地ゼロ泊の船旅でもいいかもしれない。
    名門大洋フェリーの新造船キャンペーンがなかなかお値打ち。
    門司港、小倉あたりなら半日ぶらぶら歩くだけでも楽しいし。でもこれは小倉競馬場へ行くときに活用できたらいいなぁ。
    けっこう具体的に考えながらも、なんだか気持ちがふわふわして、まだ先のことが考えられなくて、旅の予約まではしなかった。
    ひとりの時間がないとたえられない人間なので一人旅はほんとにそのうちする。
  • 書いたものを読んでると思われる人について、ぼんやり考える。
    ツイッターはフォロワーさんをなんとなく知ってるけど、ブログについては実はあんまりわからない。
    交流ツールかそうでないかの違い。書いたら書きっぱなし。
    コメント欄はわけあって今は閉じている。
    どういう気持ちでスターつけてるんだろう。
    ほんとに「いいね!」と思ってるのか、それとも栞のかわりなのか。
    ほんとに読んでるのか、どのくらい読んでるのか。
    どういう人が読んでるのか、なんでそこまで、とか。
    プロでもないエンタメでもない素人の文章読むのって、時間も根気もいると思われるので。
    ツイッターやってて実感としてものすごくあるのが、ブログ読む人っていうのはほんとうに少ない、ということ。書く人はもっともっと少ない。のでありがたいですね。とても。
    ツイッターとブログ、住人がまったく違う。だから不思議。おもしろい。
    どっちでもいられるから、書きつづけていられる。
    でも、ブログのスターもツイッターのいいねも、もし義理みたいな感じでつけさせてるのだとしたら、なんともいえない気持ち。
    わたし自身は書いたら書きっぱなし、人に自分から絡みにいくタイプじゃないから、反応の応酬みたいな気の遣いあいはなしにしましょ~!と思う。
  • お夜食に、もったいぶってとっておいた成城石井のチーズケーキを食べる。
    この濃厚なクリームチーズと、レーズンの酸味と、アーモンドのザクザク食感がたのしい。
    最近はりくろーおじさんみたいな軽いチーズケーキ派なんだけど、なんだかんだでこの重たいチーズケーキに戻ってきてしまう。
    う~ん、月のもののせいなのか、まだへんなテンション。
    この期間ってチーズ食べるのあんまりよくないんだっけ。まあいいや、おいしくて幸せだからノーダメージ。
    あしたで連休おわりです。早い。

やってみよう純日記 つれづれ4日目

5月3日(火) 連休4日目

  • ゴミ出しついでにポストを覗いたら届いてた。
    やった~。
    これは抽選だったか先着順のプレゼントなんで厳密には違うんだけど、はてなブログで今までやってきたことがかたちになって返ってきたみたいで嬉しかった。
    どこに貼ろうかな~。
  • きょうは冷ご飯を片づける日。
    朝からミートドリア。
    業務スーパーでレトルト買ってきた。すごい、ふつうにおいしい。
    お昼は食パン焼いて、きのう買ってきたレモンカードを塗って食べた。
    夜はあったかいかけそばと冷ややっこ。
  • ブログの過去記事すべてのカテゴリ分けと加筆訂正をする。
    ステッカーいただいたので俄然やる気が出た。
    野球中継みながら、半身浴しながら、一日がかりの大仕事になった。
    しかしわたし、今も昔も文章がヘタクソである。
    ただ、熱意はすごい。
    昔のほうがしっかり書けてるのだ。
    趣味をある程度長いことやってたら、過去の自分に負けるって感覚が時としてある。
    馬のこと、人のこと、競馬のこと。
    だんだんそれらと向きあう自分自身の心の問題になってきて、書くものが変化していったところはやっぱりある。
    もちろん心のありかたが変わっただけで勝ち負けとか劣化とかじゃないんだけど。
    でも昔のわたし、全体的に真剣に思いつめてて息苦しそうでもあった。
    そうだね、好きすぎてしんどいこともあったね。それも込みで幸せだったね。
    愛するって、いいこと楽しいことばっかりじゃないもんね。
    それがわかったから今もつづいてるのだ。競馬も、書くことも、人生も。
    300ちょっと全部の記事に手を入れてみて、
    「このひと、ほんとに、この馬と人が好きなんだな」とパワーを感じた。
    自分自身を客観視できるこの感覚は貴重だし大事だなと思った。
    ふりかえるのは、心だけではなかなかできない。
    もしかしてそのために書いてるのかもしれない。
    思いがけず過去の自分に励まされて、今とこれからの自分もがんばろうと前向きになれた。
  • なんだかすっきりしたので早めに寝る。
    プロフェッショナル小栗旬、見ごたえがあった。
    誰かになれる役者さんってすごい。エンタメって素晴らしい。
    わたしも力を日々もらっているひとりだ。