うまいこといえない。

うまいこといえない人がつたないなりに誰かになにかを伝えるための場所。

ミルクコーヒーと、まじめと、いいねと

茶店でひと息つくのが好きです。
コメダのミルクコーヒーが特に好き。
あれは飲みものと一緒に空間も買ってる。コメダは落ち着く。あそこで手紙書いたりもする。
ホッとするついでに飲んだものを撮ってツイッターにあげたりするんですが、これが不思議とつくんですよね。
いいね!が。
何時間いや何日間もかけて推敲に推敲を重ねて書ききったブログやツイートよりも。
そんなとき、ふと、おお…そうなのかぁ…と感じたりします。
SNSとは。いいねとは。わたしの悩みや考え感じたこととは。
そう、重たいのだ。ちゃんと文章にしたら。しってる。
わたしの好きなものを必ずしもみんなが興味関心あるわけでもないし。わかる。

長いことツイッターやってると、そこで独立したキャラみたいなのができてきて、だいたい何を求められてるかがわかってきます。
わたしは馬とアイスと酒の人です。それでたまにくそまじめなブログを書く人。たぶん。
趣味の話、食べものの話、お出かけした話。
それらは誰にもわかりやすくて楽しい。だから求められるし反応がライトに返ってくる。
文字どおり、見たまんま、いいね!なのです。
わたしだってコメダのミルクコーヒーいいね!と思いながらあげてるのだから、そこには幸せしかないのです。
でもたまに、誰かの重くてくそまじめな話をこそ訊きたいし訊いてほしいんだよ~!という気持ちにもなります。
ツイッターだからでしょうか。たぶんそう。常に反応が可視化されてるからね。
もちろんそれがすべてではないのですよ。ちょっと気になっちゃうだけで。

いま、みんながみんないっぱいいっぱいなんだろうなぁと思います。
ひとの悩みや真剣さ、くそまじめさに触れるだけの心の余裕がなかったり。
それよりも癒されたい。ホッとしたいひとが多い。
タイムラインの誰かがどこかでくつろいでることで自分もホッとした気持ちになります。
いいね!の正体はきっとそういう気持ち。
だからわたしはミルクコーヒー撮ってツイッターにあげるし、たまにはくそまじめな記事も書きます。

 

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