うまいこといえない。

うまいこといえない人がつたないなりに誰かになにかを伝えるための場所。

したいからする

日曜日、トレーニングを一日だけお休みした。
わけもわからず落ち込んで、心がいっぱいいっぱいになって、体と向き合う力がどうしてもわいてこなかった。
ずっと気分よくつづいてたから、穴をあけてしまってさらに落ち込んだ。

これはなんのため。
誰が褒めてくれるわけでもない。
べつに体を見せる人もいない。
毎日、自己満足のトレーニングをして、メイクをして、服を着て。
ツイッターして、ブログ書いて。

誰かに媚びてるわけじゃない。
赦しを得たいわけでもない。
認められたいのでもない。

でも、どこかで意識はしていた。
これをしたら誰かが喜ぶとか。
こう言ったら誰かが安心するとか。
こうしておけばなんとなく赦された気持ちになれるとか。
だいたいの人には嫌われずに済むだろうとか。
ひとりで勝手に見えない誰かと比較して、顔色うかがって、誰も傷つけたくなくて、自分も傷つきたくなくて。
当たり障りのない感じのいいひとになろうとしていた。

そういうのがいちばんしんどくてしょうもないのに!

ストレッチはじめたのはコロナ禍で激太りして「いま体型戻さなかったらおばさんから二度と戻れなくなる!ここが世界線の分岐点だ!」と思ったからで、目的がやがて健康体になる手段へと変わったからで、もうこれは完全にしたいからしてるだけなのだ。
メイクも、おしゃれも、ツイッターも、ブログもそう。全部そう。
したいからする。誰にも強制されてない。
そこに自分以外の誰かなんて、はじめからいないのだ。
なりたい自分になるために、自分が納得するために、好きなものを選んて、したいことして、このキツい人生なんとか楽しく生きて乗り切ってやろうというだけ。

誰か何かを意識するのもそれはそれで素敵な動機ですけど、いっぱいいっぱいのときは自分がなくなっちゃうのであんまりオススメしない。
自分がしたいからする、の力がいちばん強い気がします。そりゃそうだ。