壊れるほど愛してもすべては伝わらない。
愛ゆえに壊れなくても、すべてを伝えなくてもよい。
愛してると自分がわかっていれば。
手紙を書くとき、まあコメントとかブログもそうなんですが、相手がいる手紙は特に、この想いぜんぶ伝えなきゃ！ という謎の使命感に駆られていた。
でも、どうやら思ってることの三分の一も書かなくていいみたいだぞ、とわかってから、へんな力みがやっと抜けた。
絶対に言いたいことだけがわかればよい。
こっちの想いになにを思うかは、受けとる側が決めることだから。
そもそも、どうして好きだとか、どれだけ好きだとか、相手にすべてを伝える必要もないのかもしれないなと最近は思う。
伝えたいから愛なんだろうけど。わかってほしいから愛なんだろうけど。
でも愛って重たいから。一方通行ならなおさら。
重たいのが愛なのだろうけど、だからといって一方的にはならないように。
誰かに伝えたい想いがあるのは幸せだ。そして難しい問題だ。
