うまいこといえない。

うまいこといえない人がつたないなりに誰かになにかを伝えるための場所。

心も魂も売らない

自分の気持ちのことしか書けないわたしは若い頃からもう文章で食っていくのは無理と悟ってたのだけど、ものはためしと少しだけそういう手順みたいなものを調べてみた。
結論から言いまして。
むりだった。
むり。
む~り~。
「なんのためにブログを書くんですか!?稼ぐためですよね!?」ちがわい。
「収益化の流れができたら外注化しましょう!」えええぇ、書くことすら丸投げするの…。
書きたいことがあるから書いてる自分にとっては目的と手段とがあまりにあべこべで、一瞬にして拒絶反応が出てしまった。覗き見てはならない世界だった。
なんだか、魂を殺して心を切り売りしてるみたいだ。
いや心も込めてないのか。だからやっていけるのか。
そんな文章がネットの海にはあふれてるってことなのかな。
思えばアフィリエイト自体は第一次ブログブームのときにもあった。
でもそれって、人間が書く意味あるんかな。
そのうち稼ぐためにAIに書かせたりするのかな。
うーん、合わないなぁ、と思って、やっぱり好きなように書こうと決意を新たにしただけ。
まあ、あきらめはついた。
はじめから稼ぎたい人にとってはおかしなことはないのだろうけど、割り切れる人には可能なんだろうけど。
それを生業としてる人を否定するつもりはないし、ふーんそういう仕事もあるんだなって思うだけ。
わたしは書くことが好きで、書くことで救われてきたから、あまりに金!金!金!ってせっつかれると、魂と心をないがしろにされる気がする。
書くのが好きな人ほど難しいんじゃないかな。
わたしは魂も心も売らないし売れないし売りたくない。
自分が書く文章の中の自分の存在も消せない。
向いてないのだ。才能も覚悟もないのだ。だから趣味にとどめて勤め人をやってる。これでいいのだ。