うまいこといえない。

うまいこといえないひとがつたないなりに何かを残し誰かに伝えたいブログ。

続・おれの推しがアニメになった

ダイの大冒険。魔界の名工ロン・ベルク。
彼と超魔ゾンビとの戦いをアニメで観るのが十数年越しの夢だった。
叶っちゃったよ~、令和すごいよ~、これが令和だ。やったぜ。
この回だけ円盤ほしい。
基本的にアニメ関係はアマプラで観てるんだけど、この回はテレビのでっかい画面でひとり上映会したい。何度もくりかえし観たい。

それにしてもアニメのロン・ベルク、やっぱりおめめキラキラである。
原作はもっとシニカルで中立的な立場のおっさんが酔狂で戦いに加勢してる感じだったけど、アニメではかなり「仲間として」きれいに若々しく、善良な人物として描かれている。それもまたいい。
世捨て人のように暮らしてたロンが勇者ダイを通じて北の勇者ノヴァと出会い、この戦いでノヴァの男気に打たれてもう一度剣士としての覚悟を決めるのが最高にシビれるのだ。
達観してるふうで根は熱い男である。
でなきゃわざわざ武器を自作しようなんて思わないし、誘われた時点で大魔王バーンの軍門に下ってる。
魔王ロン、魔軍指令ロンだったら人間に勝ち目はなかった。
まあ魔王軍自体バーン様のお遊びにすぎなかったんだけど。

ロン・ベルク対ザボエラ。
裏テーマは技術屋の戦い。
ザボエラは性格悪いだけで、尊敬できる研究者でエンジニアだ。
いやあ、このひと天才だよ。ただめちゃくちゃ口悪いだけで。
「前回の課題をすべてクリアしてはじめて改良という」は至言。
毎日の業務に追われてる労働者はベターで妥協しちゃうんだよ。このひとはベストを尽くすプロフェッショナルなんだ。
所属したのが魔王軍でなければちゃんと評価されて、評価されてたら性格ひん曲がらなかったんだろうなぁ。
魔王軍、悪の組織なのに力だけは正当に評価するもんな。
だから戦わないやつは評価低い。力こそすべて。力こそパワー。脳筋。理不尽。
でもザボエラ最後は自ら戦ったし。過去に息子も亡くしてるし。
彼の研究の成果たる超魔ゾンビもまがまがしくて、勇者一行との長い因縁の決着としてもすごくよかったね。
この巻だけボロボロになるまで読み返した。アニメ見終わったあと震えた。夢が叶う瞬間って尊い

さてロンのネーミングセンス問題。
星皇剣。星皇十字剣。
「ほし」と「すめらぎ」。かっこいい。まじで。
めちゃくちゃ自信ないとつけられないぞ、こんなキラキラネーム。
剣を強そうな岩にわざわざ封印してるのもそれっぽい。かなりディテールにこだわるひとである。
自分の武器と必殺技にはかっこいい名前をつけるのに、ダイの剣はダイの剣。
己の力に武器がついてこられず全力で戦えない勇者ダイに共感を覚え、命がけで打った剣はダイの剣。
「ダイの剣以外に考えられない…!!」 うん、そうだね。
「いらんことせんでええねん」精神なんだろう。たぶん。酒のアテは塩!みたいな。
他者のためには己を無にできる。そのぶん自分のはめいっぱい盛る。
自分の技の威力が怖いって言ってたし、ものすごい自信あるんだよ。ただし敵と一緒に剣も腕も粉砕する。そりゃ怖いよ。

めちゃくちゃ強いけどそれゆえ力をセーブせざるをえない魔界最強の剣士。
ロン、超豪速球の天才ピッチャーみたいだ。
165km超のストレートで三振とりまくれるけど腕と肩がぶっ壊れるから本気では投げられない!変化球もまじえて遊ぶわね、みたいな。
もっともロンはマイ剣と必殺技なくてもめちゃくちゃ強いんだけど。
星皇剣、オリハルコンで作れてたら剣も腕も砕けなかったのかな。
オリハルコン、どうしても手に入らなかったんだろうなぁ。
バーン様の誘いを蹴ったけじめもあるけど、魔界よりも人間界のほうがオリハルコン手に入る可能性あったから森に住んでたんかな。
マグマしかない不毛地帯って言ってたもんな、魔界。
ドラクエやってたらたまになんかの拍子で手に入ったりするもんな、オリハルコン
伝説の武具として誰かが持ってたりもするし。

ロンの必殺技は星皇十字剣で、ノヴァの必殺技はノーザン・グランブレード。
どっちも軌跡で十字を描く。なんかいい。この師弟。
(ヒュンケルのクランドクルスも十字だけど今は細かいことを言ってはいけない)
ノヴァは鍛冶屋としてはどうなんだろう?
まじめだし剣士としても人類最強レベルだし、いいとこまでいくんじゃなかろうか。
一人前になるころにはいいおじさんになってるのかな。魔族のロンと同じくらいの見た目の。
アニメで見返したら、ことのほかロンがノヴァに心打たれててびっくりしたよわたしは。
アニメで描くとこうなるのか…。声と色と動きがつくとこうなるのか…。
ロン、ちゃんとした大人してるんだよね。ノヴァに対して。いい師弟になる未来しか見えない。

ロン・ベルク対超魔ゾンビ戦。
名勝負が多いダイ大だけど、個人的には脳内満場一致でベストバウトだ。

 

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