カヌレが好きだ。大好きだ。
「カリッ」を通り越して「ガリッ」といかついガワの歯ごたえ、「モチモチ」を通り越して「むちむち」「みっちり」が凝縮された中の食感。
かわいい見た目とは裏腹にヘヴィなスイーツ、それがカヌレ。
大好きだけどお高くて、電車に乗って行くようなかしこまったベーカリーやパティスリーにしか置いてない。
ああ高嶺の花、カヌレ。
でも最近は増えてきたんです、そこらにも。
というわけで、そこらで手に入る気安いカヌレを集めてみた。
ローソンのカヌレ。
本格的正統派。
これが150円は安い。
カヌレって量産できるんか…
コンビニの企業努力には頭が下がる。
ローソン100のカヌレ。
ローソンのよりもうちょっと安い。
特筆すべきはカスタードクリームが入ってるところ。
なのでやわらかめ。
これはファミマの生カヌレケーキ。
「生とケーキはなぜ来たんです? カヌレを出してください!」
おおむねそんな気持ちだったけど、味と食感はまぎれもなくカヌレ。
生とうたってるとおり、ちょっとやわらかめ。外側のカリカリ感もほぼなし。
でも生クリームが添えられてるのはポイント高い。
りんごのカヌレ。
ドラッグストアでたまたま見つけた。
あたりまえに合いますね、りんご。果実の風味でさわやか。
カルディの。
自然解凍して食べるタイプ。
大ぶりでモチモチ。
成城石井の。
カヌレというおしゃれの極みみたいなスイーツがスーパーのお惣菜パックで売られてるの、いつみても脳が混乱する。
けどふつうにおいしいのでヨシ!
こっちも大きめで食べごたえある。
これはご近所のベーカリーのカヌレ。
ちょっとふぞろいなのと表面のゴワゴワ食感がいい。
カヌレ単体、大量生産でないのは1個300円前後するよね。
れっきとした高級焼き菓子だ。
番外編。
カヌレットはよくできたグミ。
ちっちゃくてかわいい。
洋酒がきいててカヌレ感ものすごくある。
ちなみに初カヌレはダニエルだったよ。
ルクア1階のガラス張りの店の。あの小粒の。いっつも店のなか人いっぱいのとこの。
「なんだこのかわいい焼き菓子は!!」って一目惚れして食べてみたら虜になって今にいたる。
部屋でひとりでカヌレ食べてたらリスみたいになる。
背中丸めながら、両手で掴んで、カリカリかじって。
部屋でひとりなら手づかみで食べますでしょ、カヌレ。
さすがに出先だったり、かしこまったカフェでお出しされたらナイフとフォークで食べるけれども。
伊勢のショコラトリーのカヌレ、また食べたい。
間違いなく自分史上最高においしいカヌレだった。
あれを食べるために伊勢まで行ってもいい。
東京にもお店あるらしいから、何かのチャンスで上京したときにでも立ち寄りたいなぁ。