うまいことはいえないが。

書きたいように書いていたい。自分を救いたい。誰かになにかを伝えたい。

柵の外へ出たからこそ見えて、思うこと

前の趣味界隈、いくらなんでも不祥事が多すぎる。内外を問わず。
前からも多かったけど、わたしがやめた時期からさらに増えた。
やめたからこそ客観的に見られるようになったのもあるかもしれないが。
ゆるみきったなあなあの空気に幻滅と失望を重ねて、だんだんと夢を見ることと希望を持つことをあきらめていったところも正直ある。
ほんとうにいっぺんぜんぶ解体して、いちからつくりなおしたほうがいいんじゃないか、組織ごと。
外へ出たからたやすく無責任にそう思えるのかな。
でも、このままいろんなことをうやむやにしながら「以後気をつけます」ってポーズだけをとってても、これからよくなるようにはちっとも思えない。
もう柵の外へ出て無関係になった身とはいえ、一度愛して関わった世界がゆるやかにだめになっていくのを見聞きするのはしんどい。
あのままの世界じゃあ安心して夢も希望も託せない。
今も中にいる人たちは、どう思ってるんだろう。
もう関わりのない人間からとやかく思われたくないかな。
そんなこと分かってるから目をつぶるしかないって思ってるかな、前のわたしと同じように。
夢と希望を持ちつづけてるからこそ関わっていられるのだろうけど、疲れたり、あきれたり、あきらめかけたりしてる人もたぶんいるだろう。
だからもうやめようよ、ともまだまだがんばろうよ、とも思わないし言わないけれど、誰のためにも何かが変わっていかなければならないことだけは確かだ。
「長くつづくと人間って慣れるんだ、前と同じにはできなくなる、でもずっとつづけていくためには変わらなきゃいけないんだ(要約)」。今季限りでの退任を決めたオリックス・バファローズ中嶋聡監督の言葉を訊いて、ハッとしたのだった。