2019-01-01から1年間の記事一覧
泥臭くても、うまくいかなくても、前へ前へと駆けていく姿は美しい。
救いはやはり競馬の中にあったのだ。
この国の騎手として。
みんな誰もが何かを掴むために自分自身と戦っている。
私は、大好きな競馬を宗教にはしたくない。
迷いながら悩みながらでもシェアしたいのは、知ってほしいから。
私は本名で呼びたい。好きならなおのこと。
私は“ただのファン”だった。
閉ざされた世界と価値観の中ですこやかな愛は育たない。
どうにもならないことなんて、生きていればいくらでもある。
淋しい別れではなく、新たな門出となるように。
彼らの手がける馬たちはかっこいい。
好きで応援しているから見ていたい。
原点に帰ってみたくなった。
私の心の中の最も崇高な感情。
私は、元気で前向きで情熱的で、いいひとでありたかった。
ないものねだりできりがないのだ、人生っていうものは。
積み重ねてきた年月があるからこそ、胸が熱くなる。
事実はひとつだが、答えは人の数だけあればいい。
戴冠から三度目の春とともに絶対王者が帰還した。
自分自身にとって大事なときほど、どうか本音で。
私はまだ、これからも、好きな馬を応援できるのだから。
出会った馬を好いて、愛でて、傍にいる人を信じて、尊敬したい。
メイショウアラワシという競走馬がいたことを、私は覚えている。
知ろうとする、解ろうとする、想い描く。