うまいことはいえないが。

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カレー日和。あつあつチーズナンと格闘す

そろそろナンをちぎりちぎり、カレーが食べたい頃合いだった。
ココイチカシミールチキンカレーでいったんカレー欲はおさまったのだけど、米のカレーとナンのカレーはわたしの中では別ジャンルだから仕方ない。衝動に従うことにする。

というわけで月曜日の休日、ハーブスパイスキッチンへランチに行ってきた。
でっかいふつうのナンと迷ったけど今日はチーズナンの気分。選べるカレーはチキンにした。
付け合わせにサラダとスープ、食後にソフトドリンクがつく。涼しくなってきたのでホットチャイにした。カレー屋さんのチャイすき。
余談だけどランチセット、数年前は600円台からあったみたい。
それからじわじわあがっていって、今は全体的に200円くらい値上げしている。カレー界にも押し寄せる不況の波。
だけど1000円でお釣りがきておなかいっぱい食べられるんだから、カレーはやはり庶民に寄り添った優しい食べものである。

 

 

それにしてもチーズナン、熱い。
ちぎる手指がアツアツである。
わたしはわりと熱い鍋の取手を素手で掴めるほうだけど(母もいける。弟は無理でぜったいにミトンをはめる)、チーズナンにはいつも難儀する。
難儀しながら先っぽから半分くらいピザみたいに直接食べて、それから縦にちぎりながらカレーをすくって食べる。
これが正しいのかどうかはわからない。みんなどうやって食べてるんだチーズナン。
熱さに弱い人ぜったい無理やろこれ。うちの弟は無理やと思う。
しかし、アツアツを手でちぎって口に放り込むからこそうまいのだ。
ああ、チーズナン、至福の味。
チーズとモチモチとアツアツとカレー、合わないわけがない。
ちなみにわたしの中では、でっかいふつうのナンとチーズナンも別ジャンルである。あとビリヤニも完全に別ジャンル。
カレー欲の中に何種類かのジャンルがあって、「それ」の気分が不定期にやってくる。
だからわたしは、わりといつでもカレーが食べたいのだと最近になって自覚した。
マニアというほどではないものの、カレーというものをざっくりと好きでたまらん人なのだった。

チーズナン欲が満たされたところで、この店にはビリヤニセットもあることに気がついた。
扉の内側に別メニューが貼ってあったから帰るときにしか目に入らない仕様。
ここのビリヤニ、ぜったいおいしいでしょ。間違いない。確信がある。
次はビリヤニを食べに行く。でっかいふつうのナンも捨てがたいけれど。