2017-01-01から1年間の記事一覧
自分を信じることはきっと、ひとを信じること。
競馬史上に残る名勝負誕生の瞬間だった。
トップスピードで走り続けられる馬などいない。
願わくば桜の下に集えるように。
想いや考えはやはり言葉にしなければ伝わらない。
馬にも人にも私自身にも、等しく時間は流れるのだった。
男と女が、人間と人間が解り合うことは難しい。
喜びを分かち合う彼らは、確かに心が通じ合っていた。
好きにするから、勝手を押しつけない。
なんとなくくらいでちょうどいい。
大切なのは、お互いに見て聞いて知って感じて、想像を働かせること。
大切なものは形を整えて綺麗にしまっておくのだ。
気がつけば彼女と彼の競馬の虜となっていた。
瞳に力のこもった、ちょっと怖い顔。
一般人は意味もなく小さくなりながらドキドキしてしまいます。
価値のためでなく好きのために
できるところから彼らとのかかわりかたを模索していくだろう。
“好き”に理由なんていらない。
「せっかくの重賞ある日も、メインを見ずに帰ることが多くなってしまったなぁ。」もったいない気もしつつ早めに切りあげながら、いつからこんなふうになったんだっけとぼんやり考えていた。競馬場へ行く目当てが障害競走や応援している未勝利、条件馬中心に…
ともに信念を分かちあった彼らのあいだに言葉はいらなかった。
ひとは忘れることで生きていける。
数々の数奇な縁をつなぎ合わせた先に未来と栄光があったのだ。
別にいいじゃないですか。ちょっとくらい失敗しても。
敗者もまた勇敢な挑戦者なのだ。
自分の気持ちを紐解くこと、感情の正体をつきとめること
力も道具も使う人間の心持ち次第で善し悪しが決まる。
涙をのむこともまた競馬と向き合うことだと思い知らされた春だった。
ここ、気に入ったのでたまに来よう。
心なしか自己肯定もうまくできるようになった気がする。
アップトゥデイトはまた勝てる。勝つための競馬ができる。