趣味のこと
愛も敬意もなにひとつ変わらないのに
わたしは何をしているんだろう。
なにを好きでいたのかは自分自身が覚えていればいい
強くこだわりすぎるから、いろんなことが許せなくなっていく。
趣味だからさ。義務じゃないからさ。
われながら不思議でおもしろかった。
やめるっていうのは、捨てるってことじゃない。
安易に引き受けすぎて壊れてしまった。
制限をかけられた中で与えられた自由は尊い。
無事に一生を終えることを考えなければならない。
心にあれば、愛なのだ。
好きなものを好きでいられる道があるはずだ。
わたしは重たかったのだ。今までずっと。
自分自身のための幸せな自己満足。
わたしは暮らしと人生の中に趣味を飼っている。
コーヒーを淹れると、ととのうのだ。
趣味のタグを外す。自分のタグ付けをやめる。
しばらく何も見たくない。
わざわざ言わんでもええやんと思う。
しんどいだけで、生きる気は満々だ。
愛は心の中にあるわ。
できるようにやる。
ほどよくハマることってできるのだろうか。
向上心やセンスがなくっても、ものごとは楽しんでいい。
浅かろうが深かろうが、いいものはいい。
好きなものから離れたっていい
ガチでもなんとなくでも、好きは好きでいいのだ。
また新しい趣味を増やすだろうか。その繰り返しだろうか。
好きだから知りたい。そのバランスがむずかしい。
ひともコンテンツも歳をとるのだ。