競馬
帰路につきながらその報せをきいた。そのときはまだ気を張っていたのもあり「そうか、そうなのか、それはそうだ」といったん受け止めた。無事に帰宅して、もう一度確認して。旅先でレースを観たこと。悔いはないけど競馬場へは行かなかったのだなぁとしみじ…
できるようにやる。
見てほしい。知ってほしい。一緒に応援したい。それは欲でもあった。
どの転機でも生きかたは変わった。
ガチでもなんとなくでも、好きは好きでいいのだ。
手で書くことで、紙にいのちを吹き込んでいく。
好きなものを好きでいられるように
わたしが応援してるんじゃない。わたしが応援されてるんだ。
少しずつリハビリをしていこうと決めた。
とびきりの美人で、愛らしいがんばり屋さん。
好きだから見ている。撮りたいから撮る。
好きな馬パワーすごい。
ぜんぶ覚えている。だから知っている。
わたしが生きてきた年月には、書くことがずっと寄り添っていた。
止まっていた時間がまた少しずつ動きはじめた。
心残りがある。
もういちど進むときは新しい今の自分で前へと。
わたしのいちばんの推しは、わたしだ。
なんて誇らしいんだ。
でもこんなご時世なので縛りプレイをつづけている。
そんなのはいやだ、死にたくない。
会いに行かない愛もあっていい。
十年以上やってりゃ世界も客層も価値観も変わるよ。
目と耳だけ起こしておいて。
無事を祈り、拍手を送ろう。それぞれの場所で。
競馬は大人の嗜みだもの。
わたしの大好きな彼女たちはすごいのだ。
ひともコンテンツも歳をとるのだ。
重たい愛は不自然で、自分も他者も重たくする。
これからも思い出しては何区切りもつけていくのでしょう。