うまいことはいえないが。

書きたいように書いていたい。自分を救いたい。誰かになにかを伝えたい。

「じゃあ、いいですぅ〜!!」

きのうの朝に一度、Xのアカウントを削除した。
夕方仕事から帰ってきて、いったん冷静になって、ログインしなおした。
そこからふつうに閲覧に使ってたら、「ご利用のアカウントには、リーチに影響を与える可能性がある仮ラベルが追加されました。」
初めて見る通知だった。
調べてみたらシャドウバンってやつみたい。可視化されたのかシャドウバン。
わたし自身は特に何もつぶやいてなくて、おすすめ欄に無限に流れてくる好みでないポストをミュート、スパムっぽいポストをブロックか報告をしていただけ。でもたぶんそれがまずかったんだろう。
閲覧専用のリストを作ってあるんだからわざわざおすすめ欄なんぞ見なければいい話なんだけど、いまやXを開いたらデフォルトでおすすめ欄が表示される仕様。
目に入ってくるもの、動いてるものをつい目で追ってしまうのは人間の性だろう。
それにしても。
……自衛してただけなのに? 快適に使うための自衛すらXではとがめられるの???

「じゃあ、いいですぅ〜!!」ってなるわ。そらそうよ。
そもそも嫌なポストがおすすめと称して集ってくるのはこっちも「タダで情報が来い、便利だから」と甘んじてダラダラ使ってるから、なのかもなあ。
そういうふうに変わってしまったのだから。もうXになる前からTwitterって場所は。
「欲しい情報、自分から探しにいくわ!」でいこう。そしたら見るもの関わるもの自分で選んでいけるもんね。
ネットって、もともとそういうものだった。探すのは得意なんだ、わたしは。

サイコロきっぷを見つけたのも、大好きだった漫画の再アニメ化を知ったのも、いろんな人たちと出会って心を通いあわせられたのも、みんなTwitterがあったからだけど。
TwitterだったXをつづけるためにたくさん我慢と妥協をしながら、それでも嫌なものを見せられて、運営にケチをつけられてまですがりつきたいと思える場所ではなくなってしまった。
つながった縁は惜しいけど、アカウントを消して切れるくらいの縁ならしょうがないのかなって今は冷静に思う。
わたしは、わたしの書いたものを読んでくれる人と関わりたい。残念ながらSNSでその願いはあんまり叶わなかった。SNSにいる人は「人と呟き」に興味があるのであって、わざわざ文章は読まない。リンクを踏んでまでブログは読まない。みんながみんなそうじゃないけど、そういう人のほうが圧倒的に多い。その事実を思い知り、ちょっとがっかりして、期待をするのに疲れてしまった。あの場所では、わたしの願いは叶わない。
だからSNSはもうやめて、ブログを書いて暮らすんだ。