あの大雨の日の鮮烈デビューからはや３年１０ヶ月。
６歳になったマリオが新潟で初障害を迎えた。
とまどいながらも徐々に集中してしっかり走っていたし、ラストはさすが平地で培ってきた脚。
飛越に躊躇するという面も経験を積んでいければ、ジャンプレースでもオープンクラスを目指せそう。
どうしてもスーパーなほうで連想されちゃうし、ダッシュやジャンプと絡められちゃうんだろうけど、マリオのマリオはお母さんのヤマトマリオンのマリオなんですよ～！
と何度でも言います。言っていきます。
小倉では、サウンドクレアが最後方から一気の末脚で未勝利戦を快勝。
これでキアラ、レベッカにつづいて現役サウンド姉妹みんな勝ち上がり。めでたい。
そして惜しくもあと一歩のところで勝ち上がれなかった長女ラブリーのことを思い出す。
会えた子にも会えてない子にも、会いたい。
以前はこういうことを写真と一緒につぶやいてたんですが。
ハンドルネームとアイコンという顔をもったファン、ネットで物言うツイッタラーみたいなところからいったん降りたくて。
ただ好きで見てるだけの人に戻りたくなりました。
…のですが、好きな人馬のことはやっぱりなにかを強く思い感じながら見てしまうし、がんばったねこうだったね次はどうかなぁと言いたくなってしまうもので。
言いたいというよりも書きとめて覚えておきたい。あとから思い出せるように。
だって今はただでさえ何もできないのだから。
できないなりに何かできることをやっていく。
もう誰かのためにじゃない、自分のために。
入障も、新馬戦を終えてからの未勝利戦も、前走に区切りをつけての再出発といえる。
なにもかもまっさらなスタートよりも「さあ、まだまだこれから、もう一回」のほうが多いじゃないかと、そんなあたりまえのことをふと思ったりしました。
たとえブランクがあったって、もういちど進むときは新しい今の自分で前へと。
競馬も人生も、好きなことも、これからのことも、何だって。
