うまいこといえない。

うまいこといえないひとがつたないなりに何かを残し誰かに伝えたいブログ。

パクリに気づいてしまったわたしは

とある同人誌を読んだ。縁あってツイッターで目にとまったのだった。
実在の人物の文献を参考にしてるけど実際の人物とは関係ないよ!フィクションだよ!
と注意書きにはあった。
モデルとなった人物が気になったので検索をかけてみた。
すると、おそろしくそっくりな漫画が出てきたのだった。しかもうまい。
びっくりした! 先にその人物を漫画にしていたプロの人がいたのだ。
たしかジャンプルーキーだったかな? に掲載されてて、当然だけど先述の同人誌よりずっと先に世に出ている。
同じ文献を参考にしているようだから、話が似通ってもおかしくはない。
でもコマ割りやセリフ、構成までそっくりだったから、同人誌の描き手さんはたぶん参考資料のひとつとしてその漫画も読んだんじゃないかな。
フィクションということわりどおり違った名づけとキャラクターづけはされてたから、その描き手さんにはパクったという意識はおそらくなく、設定を借りたリメイクとして自分なりの解釈で描きあげたんじゃないかな。めちゃくちゃ好意的に解釈するならば。
なんかそういう漫画あったなぁと記憶をたどったら、ダイの大冒険のアバン先生のスピンオフの漫画家さんが、原作の読み切り「勇者アバン」をそっくりそのまま自身の絵柄でリメイクしてたなぁと思いあたった。あれはよかった。すごく。
まあそれは公式と当人たちの了解済みだから、このケースとはぜんぜん話がちがうんだけど。

許可をとらなくても同人で隠れてやるぶんにはいいのか?
よく似た原作があることを、世に知られなければいいのか?
故意的にパクってなければいいのか?
オマージュならいいのか?
まあわたしが知らないだけで案外そういう作品は世の中にいっぱいあるのかもしれない。
オリジナルを産み出すのって難しいもんね。
創作やったことある人間としては、産みの苦しみはちょっとわかる。
しかし不覚にもその同人誌に心を掴まれてしまった自分もいるんだ。
その人物を描こうと思った心意気に胸を打たれたのかもしれない。
だからせっかくなら、その人なりの解釈で描かれたオリジナルの漫画として読みたかったなぁと思わずにはいられない。

ちなみに、読んだのはとあるお医者さんのお話です。広島の。
検索かけたらたぶん出てくる。