日々の暮らしをしているうちに、ふと自然にそう思えました。
「ちゃんとしなきゃ」と思いながら生きてきました。
「ちゃんとできない」からずっと生きづらさを感じてました。ずっとずっと。
「ちゃんと」ってなんだろう?
仕事して結婚して出産して親孝行して…そういう体裁のことでした。いままでは。
幸せのかたちも暮らしの事情も望むものも人それぞれなのに。
それを「ちゃんと」の型枠にはめる必要もたぶんなかった。
頭ではわかっていたけど、どうしても自分を赦せなかっただけの話。
べつに必要としてないもののために多くの時間を苦しんで過ごしていたようです。
まさに若さの浪費。もったいなかった!
若いころにもっと自由な心でいたかったなぁ。
でも答えが出たんだから悩んだ時間も無駄じゃなかった。
一生わからないままよりずっといい。
気がつけば40。
40になって腹が決まった。
卑屈じゃなく自然体で、自分の人生に納得と満足をして暮らしていきたい。
せっかくここにいるんだから楽しんで生きたい。
それがいま考える「ちゃんと」です。
いつだって、いまがいちばん若いのだ!