うまいこといえない。

うまいこといえない人がつたないなりに誰かになにかを伝えるための場所。

落ち込んでても、ジェリコはうまい

週末、当て逃げに遭った。
んん? 自分も相手も自転車だから、そうとは言わないのか?
でも向こうはこっちが衝撃を受けて止まったのに気がついたけど「走り出したものはもう止まらないぜ!」って感じで走り去っていったから、やっぱりそうでしょ。
こういうときって一瞬なにが起こったかわからんもんね。
「えっ? えっ!?」ってなってるうちに相手はもういなくなってるし、手が痛いなと思ったら血が出てるし。
血を拭いたら、手を打ってるから痛いし。
手だけじゃなくていろいろ打ってるし。
状況が把握できてきたら、全身めちゃくちゃ痛くなってくるし。
ハンドルか何かに思いっきりぶつけられて、手の甲の皮膚が(以下略)。うわあ、傷が長引いてめんどくさいやつ。
こういうときは形成外科か。でも病院は閉まってる時間。
警察へいくべきか。いや、もういいよ、めんどくさい。
幸い体も自転車も壊れずに済んだのでそのまま帰宅する。
やっぱり打ち身と傷口が痛いので、応急処置で絆創膏を貼ってからドラッグストアへ。
ただの絆創膏じゃ焼け石に水キズパワーパッドを買って貼る。貼るのも剥がすのも痛い。
その夜はあんまり眠れなかった。次の日が休みでよかった。
痛いのはもちろん、ぶつかられたのも逃げられたのも、ことのほかショックだったのだ。
べつに泣きもしないけど落ち込む。腹が立つというより無性に悲しくなって、「自転車こわい… こんなんクロスバイク乗ったら死ぬわ…」「クロスやめて変速機つきママチャリで妥協するわ…」とか思いながら、なんとか寝た。
安全に乗れば死なないから落ち着け。

そんなこんなで何もする気が起きず、落ち込みながら寝て起きて食らうだけの週末になった。
怪我してるとメンタルもおかしくなる。何してても痛いっていうのは、思った以上にやばいのだ。
それでも気晴らしをしたいと思いたってコメダへ行った。
コメダはいい。
何をするともなしに、時間が経つのを楽しめる。

ルビーチョコレートのジェリコおいしいね。落ち込んでても、甘いものはおいしい。
糖分を補給したおかげで頭が冴えて気力も戻ってきたので、ゆっくりジェリコを飲みながら読書感想文兼妄想を書いたりなどして小一時間くらい過ごした。
怪我して三日目、まだ痛みはあるものの風呂にも入れるし家事もできるし、ほんと骨折とかしてなくてよかったねえ。あとキズパワーパッドすごい。
思い返せば向こうはもちろんこっちもスピードが出ていたのかもしれないし、それとも普通の人より早く漕いでるのかもしれないし、そうでなくても夕方から夜にかけて人通りも多くなるから、もうちょっとのんびり走るとか人通りの少ないルートに変えるとかしよう…などと反省しながら、来週のことを考えている。
もしかしたらまた遠出をするかもしれない。予定は未定。