うまいこといえない。

うまいこといえない人がつたないなりに誰かになにかを伝えるための場所。

はてなブログの日記本を読みました

blog.hatenablog.com

先週の半ばに、本のPDFがメールで送られてきた。
しっかりかみしめて読みたかったので休日まで寝かせて、いざ。
わたしの書いたのはどのへんに載ってるのかな、さすがに後ろらへんかな。あっそうか、日記だから日付順なのね。
あったあった、見覚えのあるタイトル。たぶんこれ。これなんだけど、
「そっちなんか〜い!」

satoe1981.hatenablog.com

読み返したら、ほんとにただの日記だった。なんてことない休日の話が書いてあった。それがよかったのか。


「そっち」っていうのは、文学フリマに応募したほうの記事と記憶がごっちゃになっていたからです。

satoe1981.hatenablog.com

よく書けたほう。こっちは選考から漏れた。ちょっと堅苦しすぎたかな。

自己評価と人から見た自分像っていうのは、ぜんぜん違うものですね。
わたしは人からどう見られてるかには鈍感で無頓着なので、こうして人に呼ばれて文章を載せてもらって客観的に読み返してみると、なんだか別の人が書いたもののようにさえ感じられて不思議な、とても貴重な体験をさせてもらった。
自分の書きたいもの書けるものと、人がよいと感じてくれるもの、こういうのをもっとくれと思われてるもの。ぴったりとは一致しないもの。
でもこれは仕事じゃないから、好きでやってることだから、ズレててもかまわない。
書くことってすごく自由。書くことで人は何かから解放される。

それにしても日記っておもしろい。
タイトルをつける人、何もつけない人、日付を刻む人。
体験をつづる人、内観する人、家族や友だちとのことを書く人、短くまとめる人、字数ギリギリまでめいっぱい書く人…
ここ数年でいちばん日記を浴びた休日だった。
どこかの誰かの日常を浴びる。
これよこれ、これがやりたかったのよ、ブログで。
日記祭に参加したらもっといっぱい浴びられるのか。行ってみたいよなあ。東京遠いけど。

そんなわけだから、みんなもっと日記書こう。